山田 邦子(やまだ くにこ、本名:後藤 邦子(ごとう くにこ、旧姓:山田)、1960年6月13日 - )は、日本の女性タレント。東京都板橋区出身。太田プロダクション所属。愛称は「邦ちゃん」。
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来歴
建設会社の社員で後に常務も務めた父を持つ。お嬢様学校と言われている川村学園中学校・高等学校卒業。
1979年 川村学園女子短期大学に入学。落語家を目指して早稲田大学の寄席演芸研究会へ入部(このサークルで落語家に向いていないと悟り、漫談家への転向を決意したと後に語っている)。
『笑ってる場合ですよ!』(フジテレビ)火曜日のツービートが担当した人気コーナー「ブスコンテスト」に応募し、オーディションで目を付けられ、素人勝ち抜きコーナー「お笑い君こそスターだ!」の方に出場。ここでバスガイドのネタを披露しチャンピオンになった。いわゆる漫才ブームに付随する形で巻き起こったお笑いブームの潮流に乗り、若手有望株として大きな注目を集める。
1981年 ドラマ『野々村病院物語』(TBS)で女優デビュー。
『オレたちひょうきん族』(フジテレビ)に歌モノマネなどで番組初期から末期まで出演。特に「邦ちゃん絵描き歌コーナー」は大ヒット企画になった。「ひょうきんベストテン」では主に薬師丸ひろ子 役を担当していたが、その後天久美智子に役を譲り、本人は原田知世を演じた。
所属事務所の先輩である『ビートたけし』がフライデー討ち入り事件を起こし謹慎した際、連帯責任を取る意味なのか女性であるにもかかわらず頭を丸め、たけしの代役を務めた。これが視聴者から好感を持たれる要因にもなった。なお剃髪の理由には、この当時の山田がストレス等から円形脱毛症に悩んでいたため、とする説もある。
NHK『好きなタレント調査』において、1988年から1995年まで8年連続1位を独占する圧倒的な人気を獲得。
1989年 『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』から誕生した、ウインクのパロディーのユニット『やまだかつてないウインク』で歌手活動もしている。「さよならだけどさよならじゃない」が大ヒットした。
人気絶頂の時期('90年代半ば)にテレビ制作関係者との恋愛(いわゆる不倫)が報道され、芸能レポーターに追い回されることになった。容姿に恵まれず男性にモテないことが一つの売りだった山田にとって、こういったリアルな恋愛の噂は歓迎すべきことではなかった。さらに山田が芸能レポーターに向かって「取材をやめてほしい」と居丈高に叫んだり、また井上公造からの刺激的な質問に激怒し「お前頭おかしいんじゃないか!」と罵倒するシーンがテレビで放送され、好感度タレントナンバーワンのイメージが決定的に傷つく結果となり、結果として翌年からの好感度調査には載らなくなってしまった。
NHK大河ドラマ『八代将軍吉宗』1995年において、吉宗の生母浄円院を演じることになった。浄円院は農民の出という説もあるため、庶民的な好感度タレントだった山田が選ばれたわけだが、視聴者から「違和感がある」との声も多く寄せられる結果になり、典型的なミスキャストだと評されている。これは必ずしも山田の責任ではないが、山田のイメージに少なからぬダメージを与えた。
1995年頃から次第にテレビへの露出が減少し、1997年の「山田邦子のしあわせにしてよ」(TBS)の打ち切りにより、冠番組もなくなった。しかし、以後もコンスタントにテレビには出演している。最近は、NHK教育の教養番組に出演したり、ビーズアクセサリーの紹介をするなど、文化人へのシフトを模索している
2000年 番組制作会社社長の後藤史郎氏と結婚。
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出演している番組
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テレビ番組
邦子の Catch on 東京(東京MXテレビ)
いろはに邦楽(NHK教育テレビ)
あの人は今!?(日本テレビ)
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過去の出演していた番組
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テレビ番組
もんもんドラエティ(テレビ東京)
オレたちひょうきん族(フジテレビ)
森田一義アワー笑っていいとも!(フジテレビ)
スター爆笑Q&A(よみうりテレビ)
スター生たまご・邦子のいまドキ芸能界→邦子のスター生たまご(よみうりテレビ)
邦ちゃんのやまだかつてないテレビ(フジテレビ)
クイズ!年の差なんて(フジテレビ)
FNSテレビ夢列島・山田邦子のNEWSCOM SP(フジテレビ)
コケッコ?!(フジテレビ)
突然バラエティー速報!!COUNT DOWN100(TBS)
MOGITATE!バナナ大使(TBS)
史上最大オールスター146人総出演! こんなクイズがあってもいいじゃないか大賞(テレビ朝日)
超豪華!オールスター100人ビンゴクイズ(テレビ朝日)
邦子がタッチ(テレビ朝日)
邦子と徹のあんたが主役(テレビ朝日)
学校では教えてくれないこと!!(フジテレビ)
山田邦子のしあわせにしてよ(TBS)
だんちの達人(NHK-BS2)
ぱっぱ屋(メ~テレ)
あぐり(NHK)
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ラジオ番組
山田邦子の涙の電話リクエスト(ニッポン放送)
クニちゃんサクちゃんのワンダフルりくえすと ヤマダ・マイ・ハウス(ニッポン放送)
山田邦子ワンダフルモーニング(ニッポン放送)
ショウアップナイターニュース(週末、ニッポン放送)
山田邦子の今夜もおつかれ!(ニッポン放送)
ふぁん☆タメ(山梨放送)
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映画
君は僕をスキになる(1989年 東宝)
山田ババアに花束を(1990年 東宝)
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CM
ブラザー工業
富士重工業(スバル・レックス スバル・サンバーディアス)
キッコーマン
月桂冠
エステアップ
関西電力
江崎グリコ「チョコスナック・猫ふんじゃった」
大塚製薬「ファイブミニ」(初代イメージキャラクター。「やまだかつてないうまさ」というキャッチコピーを流行させた)
中外製薬「バルサン」(桂三枝と)
ほか
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著書
あっかんベーゼ(1990年 太田出版)
結婚式(1991年 太田出版)
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代表曲
邦子のかわい子ぶりっ子(バスガイド編)(1981年12月 ビクター音楽産業)
『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用
どうよ?これで山田邦子のすべてがわかるでしょ?